ケミカルな成分が入った白髪染めをやめてから、私は月に2回、木蘭(インディゴ)がブレンドされたヘナで染めています。グリーンノートヘナ、マックヘナ、ハーバルマホガニーを試し、今はナイアードのヘナ+木蘭に落ち着きました。いちばん売れているヘナのブランドだけあって、色持ちが良いのです。
ヘナ染めを始めた当初は勝手が分からず、1日がかりの大イベントでしたが、今では道具の準備からドライヤーで乾かすまで、ちゃっちゃっと1時間半で終わります。私なりに簡素化した手順をご紹介しましょう。
ヘナ染めの前にパッチテスト
まずは使用3日前にパッチテストをします。何らかのアレルギーのある人は必ず行ってください。少量のヘナに水を加えて、マヨネーズ状に溶いたものを絆創膏のガーゼ部分に塗り、二の腕に貼ります。48時間置いて、かぶれが出ていなければ大丈夫です。
ヘナ染めの準備
用意するもの:ヘナ+木蘭 50グラム、ぬるま湯 200cc、ボウル、スプーン、洗面台をカバーするビニールや新聞紙、古タオル2枚、ビニール手袋、アルミ製ヘアキャップ
ナイアード ヘナ+木蘭の染め方
- 洗面台にヘナが飛び散っても大丈夫なように、覆いをしておきます。
- 髪はスタイリング剤やオイルが付いていない状態がベスト。よく梳かして、ヘナを塗りやすくしておきましょう。
- 捨ててもいいタオルを、肩を覆うように2枚巻きます(そのうち1枚は染毛後に頭に巻く)。手にはビニール手袋。
- ボウルにヘナ+木蘭を50g入れ、200ccのお湯(80℃ぐらい)を少しずつ足しながら、スプーンでマヨネーズ状に溶きます。
- 洗面台で鏡に向かい、溶いたヘナ+木蘭を手ですくい、前頭部の髪を小分けにしながらボテッと乗せていきます。塗り残しがないように揉みこむのがポイントです。
- 側頭部、後頭部に(耳の後ろやうなじ近辺を忘れずに)ヘナを全部乗せて揉みこんだら、髪を頭の上でお団子にまとめ、首のタオル1枚を巻きつけます。
- ドライヤーでまんべんなく5分間温めます(夏場は温めなくても平気だし、私はアルミ製のヘアキャップをかぶることでOKとしています)。
- アルミ製のヘアキャップをかぶって空気の層を作り、1時間放置します。それ以上置くと木蘭(インディゴ)は染めが退化していくので、時間は守ること。
- バスルームで洗い流します。合成シャンプーは使わず、できればお湯だけで洗うのがベスト。3回目ぐらいからは石鹸シャンプーで洗って、クエン酸リンスをすると、色持ちが良くなります。
- タオルドライをしたら、しばらく放置しておきます。濡れているほうが木蘭(インディゴ)は後からも染まっていくのです。でもお出かけするときや冬の寒い期間は、すぐにドライヤーで乾かしても問題ありません。
- ドライヤーで乾かすとき、指先とブラシが藍色に染まります。でも石けんで洗えば落ちますよ。
- 枕には藍色が付きますので、寝るときは注意してくださいね。汗を書く季節には、襟元が白い服は着ないほうが安心です。
アルミ製のヘアキャップは絶対にあったほうがいいです。百均でも売っていますが、私はマクシマ アルミじんわりキャップ を使っています。Amazonで見るとヘアダイブラシもお勧めで表示されますが、面倒なので使っていません。もみ込むように指で塗るのがいちばん早いですよ。
買うなら400g入りが割安
手早く染められるようになって、今ではナイアード ヘナ+木藍 100g入りから400g入りに変更。まとめ買いするようになりました。お値段もかなり割安です。
100g入り
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番外編:育毛ブランドが作った1回で白髪が染まるカラートリートメント
ヘナで染めている時間がないとき、これなら大丈夫と実感して使っているカラートリートメントがあります。発売後5日間で完売したという「マイナチュレ・カラートリートメント」です。乾いた髪に塗って10分でOK。洗い流したあとはツルツルの手触りになっています。
植物由来成分が約94%使用されていて、無添加のグレードがすごい。アレルギーを引き起こしやすいジミアン系染料もフリーです。
合成香料フリー、シリコンフリー、鉱物油フリー、パラベンフリー、ジミアン系染料フリー、紫外線吸収剤フリー、サルフェートフリー、法定タール色素フリー
髪の主成分であるケラチン2種類を配合して、ドライヤーの熱により髪を補修するヒートプロテクト効果もあります。アットコスメの口コミではカラートリートメント部門で第1位です。