私のドレッサーの引き出しには、何種類ものミネラルファンデが入っています。それぞれにメリットがあって、楽しみつつ使い分けているのですが、いちばん減りが早いのは、VINTORTE ミネラルファンデーションです。使いやすさにプラスして、薄付きなのに肌のキメが細かくなるのが気に入っています。
- シルクのヴェールを顔にまとうようなミネラルファンデ
- シルクの芯にあたるフィブロン100%を使用した繊細なパウダー
- シルクと人間の肌との共通点とは?
- 一般のミネラルファンデと一線を画した崩れにくさ
- 下地なしで時短メイク & SPF25 PA++のサンブロック
- 100%天然成分で10個の無添加処方だから敏感肌も安心
- クレンジングの合成界面活性剤から石けん洗顔へシフト
- 30日間の全額返金保証がついた 22%OFFの初回限定デビューセット
- ブラシよりも刺激が少ないエアリーパフでメイクしました
シルクのヴェールを顔にまとうようなミネラルファンデ
数ある繊維のなかで最高ランクは、まゆ玉から作られるシルク(絹)。日本では弥生時代から絹織物が作られてきました。シルクは吸湿性・保温性・保湿性があり、薄くても冬は温かく、夏は水分をとばしてサラリと着られるメリットがあります。しかも美しい光沢があって柔らかいので、繊維の王様と言えるほど、女性の憧れでもあります。
スーパー天然繊維のシルクを身体だけでなく、顔にもまとったらどうでしょう。そんな発想で生まれたのが、VINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルシルクファンデーション」です。
でも一般的にミネラルコスメって、マイカやシリカといった鉱物を成分として作っているはず。なぜヴァントルテはミネラルにわざわざシルクを入れたんでしょう? それは蚕が作るシルクのタンパク質に答えがあります。
シルクの芯にあたるフィブロン100%を使用した繊細なパウダー
蚕が作るシルクは、主に「セシリン」と「フィブロン」という2つのタンパク質で構成されています。シルクの芯の部分がフィブロンで、セシリンは繊維の周りを粘着質で覆い、繊維同士がくっ付きやすくする働きをしています。
つまり、繭を精製して作り出されるツヤツヤの絹糸にあたる部分がフィブロン(加水分解シルク)。ヴァントルテでは、国産シルクからセシリンを除去した、フィブロイン100%のピュアシルクパウダーを使用しているのだそうです。
なぜならフィブロンのなめらかな質感や、光を乱反射するツヤ感こそが、毛穴の凹凸をカバーしつつ、自然なツヤ感を出すシルクパウダーとなるからです。
ミネラル成分だけでは、毛穴の凹凸を埋めて目立たなくすることはできませんが、そこにシルクパウダーを配合することにより、下の画像のようキメの整ったツヤ肌に導いてくれます。
シルクと人間の肌との共通点とは?
シルクは手術の縫合糸にもよく使われます。それは人間と共通した18種類のアミノ酸(タンパク質を構成する物質)を含んでいるからで、人間の肌に含まれる天然保湿因子(NMF)と組成がとてもよく似ています。
シルクパウダーを肌に塗ると、蒸発しがちな肌や空気中の水分をつかまえて、肌の奥でしっかり保湿してくれるだけでなく、繭の天然シェルターの役割も担ってくれます。
繭には紫外線や熱、湿気、雨風、細菌などの様々な外敵から、内側の蚕を守る機能が備わっているので、シルクパウダーをコスメに配合することで、肌を外敵ストレスから守ってくれるわけです。
一般のミネラルファンデと一線を画した崩れにくさ
いろんなメーカーからミネラルファンデが出ていますが、お肌にやさしいと言ってもデメリットはあります。乾燥してシワが目だったり、時間がたつと顔色がくすんだり、お肌の健康のためには仕方ないのかなと思っていました。
夕方になると崩れやすくなるのは、ミネラル(鉱物)と皮脂(油)が混ざるからだそうです。
ところがヴァントルテのミネラルファンデは、皮脂をコントロール。シルクの成分が肌を潤し続けるので、夕方になっても崩れず、毛穴やくすみ、シワ、シミまでカバーして、素肌のような透明感が一日じゅう持続します。
この実験をご覧ください。
お粉に水分を吹きかけて、粉の崩れやすさを見ると、左側のヴァントルテは水を弾いて崩れていないことが分かりますよね。
一般のミネラルファンデ → 乾燥する、くすむ、崩れる
ヴァントルテのミネラルファンデ → 保湿する、透明感、崩れにくい
VINTORTEとは「24時間美しい」という意味の造語で、メイクをしている日中も、メイクを落としたあとも24時間美しくという思いが込められているのだそうです。
下地なしで時短メイク & SPF25 PA++のサンブロック
肌断食をしてきた私は石けん洗顔のあと、化粧水や乳液をつけなくても乾燥することはないのですが、メイクとなれば別。リキッドやケーキタイプのファンデは重たそうで使いたくないので、下地クリームに普通のパウダーをはたくメイクをしてきました。
ところが下地クリーム選びがなかなか難しく、紫外線散乱剤が入っていると白く光るし、パウダーと混じってところどころ塊りになったりします。
でも、ピュアシルクを100%配合したヴァントルテのミネラルファンデは、人間の肌と同じタンパク質がお肌に乗るわけですから、下地クリームを塗らなくて大丈夫。高い保湿力でキメの細かい潤いのある肌へと導いてくれます。
試しに洗顔後、いきなりミネラルファンデをパフでつけてみましたが、とてもキレイに乗っかりました。ここまで時短メイクができるとは、いつもの3分間メイクがさらに短縮できそうです。
100%天然成分で10個の無添加処方だから敏感肌も安心
容器が入っている箱の側面は、こんな単純な表示。全成分を見ると、100%天然成分なのが分かります。
水分も油分も含まない高純度のミネラルとシルクを配合し、 防腐剤・タルク・オイル・界面活性剤といったケミカル成分は無添加。敏感肌・乾燥肌の人でも安心して使えますね。
クレンジングの合成界面活性剤から石けん洗顔へシフト
そもそもクレンジングこそ肌への影響が最も大きいスキンケアで、含まれている合成界面活性剤の悪玉度は強力です。メイクの油分を一瞬にして落とすわけですから、クレンジングで肌をごしごしこすると、潤いの天然バリアまで落としてしまうのです。しかも界面活性剤は肌に居座り続けるので、洗顔後のつっぱり感や乾燥状態を作り出す悪循環が生まれてしまいます。
石けんでするりと落ちて、敏感肌の人でも荒れないノンケミカルのファンデこそ、継続的に考えると美肌に繋がります。
純石けんで洗顔を続けてきた私にとって、シルクパウダーミネラルファンデーションは納得のいく、ずっと使っていきたい国産ミネラルファンデです。弥生時代からの美の象徴、まゆ玉が成分なのですからなおさらです。
30日間の全額返金保証がついた 22%OFFの初回限定デビューセット
コスメレビューを書くにあたり、どんな写真を撮ろうかと考えたんですが、ヴァントルテのミネラルファンデはシンプルすぎて、ゴージャスな写真が撮れません。それもそのはず、容器やパッケージをシンプルに梱包も最小限にして、 コスト削減に努めているそうなんです。
装飾にお金をかけるより、本当に良いものだけを贅沢に使用したいと、中身にお金をかけているんですね。素晴らしい企業努力です。
コストを削減しているので、サイズの小さいトライアルセットは出さず、普通サイズのデビューセットにしているのも、ヴァントルテらしい販売方法。それでもお財布にやさしい価格をちゃんと設置してくれています。
ブラシよりも刺激が少ないエアリーパフでメイクしました
他のメーカーのミネラルファンデと違うのは、ふわふわの専用パフでパウダーをつけること。パフのほうがブラシよりも肌に刺激が少ないって、そうだったんだ~、初めて知りました。
説明書の通り、手の甲の上でパフにパウダーをなじませたら、顔の中心から外側に向かってポンポン。目元や小鼻など気になる部分は、パフの端を使って押しつけると、よれずに定着します。
人気色のハイライトベージュで、メイクが完了した顔をご覧ください。うん、確かにシミやシワがカバーされています。
あ、でもヴァントルテのミネラルファンデには困った点もあるんですよ。それはシルクならではのサラリとした感触が心地よくて、ファンデを塗ったことを忘れること。
外出先から戻って、洗顔せずに寝てしまったことが何度かあります。つけたまま眠れる「24時間美しく」のファンデなので、翌朝は何のトラブルもありませんでした。というか、前日よりもっとツヤツヤしてました。
おさらいに、ヴァントルテミネラルファンデのポイントをもう一度。
- シルクの光乱射で透明感のある仕上がり
- シルクパウダーの保湿性で潤い続く
- シルクパウダーの放湿性でテカリ崩れを防ぐ
空気が乾燥する秋冬になるほど、安心して頼れるファンデですね。