東日本大震災が起こった直後、私は微力ながら石巻や気仙沼にボランティアに行っていました。できるだけ荷物は少なくしたいし、まだ水が使えなかったので、着の身着のままノーメイクのスタイル。でもリュックにひとつだけ、トラベル容器に入れて持っていったコスメがあるんです。
緑茶エキスが主成分の k2 cure(ケーツーキュア)スキンローションです。医学博士が開発した、子どもが間違えて飲んでも大丈夫な化粧水です。
喉が痛いときには「うがい」ができる天然成分の化粧水
なぜ k2 care を知ったかというと、リップクリームを忘れた私に、友人が試供品のミニボトルをくれたのがきっかけです。
「ほんの1滴、唇に塗れば乾燥しなくなるわよ」と言われてその場で試したところ、嘘じゃありませんでした。真冬の乾燥した日に、バリバリになっていた唇がしっとり落ち着いたんです。
ちなみにその友人は、喉が痛いときは k2 care をコップに溶いて、うがいをしているとか。食品成分として許可されたものだけを成分としているので、確かに荒れた喉をケアするのには理にかなっていますね。
茶葉、椰子の実、とうもろこしの保湿作用と殺菌作用
もとは製薬会社の研究員だった医学博士 Drカツタは、美容師の手荒れ対策に取り組んでいるうちに、副作用のない食品成分から強力な殺菌作用のあるものを発見しました。
水溶性の殺菌成分を含む緑茶エキスと、油にしか溶けない椰子の実の殺菌・抗カビ成分。この2つを界面活性剤を使わずに混ぜ合わせる工夫を見出したのです。
容器の裏に印刷されている成分表を見てみました。カタカナを見るとケミカル?と思いがちですが、誤解でした。
グリセリンとエタノールはとうもろこし、グリセリン脂肪酸エステルは椰子の実、セルロースガムはパルプ、そして茶葉エキス、水。6つの成分はどれも天然由来なんですね。
緑茶がなぜ良いかについて、k2 cure のサイトから引用します。
特許製法により抽出した高濃度の緑茶葉エキスです。天然のカテキン、ビタミンC・E等が 豊富に含まれ、殺菌・抗酸化・抗老化・美白・保湿性にすぐれています。
椰子の実、とうもろこし、パルプは保湿のため。どれも飲んだって大丈夫な成分だし、真菌に対しても強い抗カビ作用があるというのは嬉しいことですね。
友人が「水虫の人にも勧めているのよ」と言った理由が分かりました。
1本あれば家族が数カ月も使えるコスパの良さ
k2 cure スキンローションのサンプル容器がまた手に入ったので、外出のときは、これを化粧ポーチに入れて持ち歩いています。
私は海辺の町に住んでいるので、終電に間に合わなくてビジネスホテルに泊まるときは、持ってて助かったと思うのが k2 cure。乾燥したホテルの室内では指先に擦り込んだり、シャンプーのあとドライヤーをかける際には髪に馴染ませます。
ボトルから、ついたっぷり手に取りたくなりますが、使う量は、ほんの1~2滴で充分。揮発性がないので、潤いが長時間持続するからです。
私は普通肌で「しっとりタイプ」を購入しましたが、つけすぎるとベタベタするので、オイリー肌の方は「さっぱりタイプ」がいいかもしれませんね。
現在はアマゾンで注文していて、Amazon Primeだと 1,914円。購入者のレビューが載っていますのでリンクを張っておきます。
未開封だと3年持つそうですが、実は開封したものを1年以上も使っております。特に変質した様子はなく、化粧ポーチに入れっぱなしのミニ容器も役立っていますよ。