子どものころ寝るときに「枕が冷たい!」と言ったら、祖母に「頭寒足熱」という言葉を教えてもらいました。頭部を冷やすことは健康にいいと知り、四季を問わず実践しています。
- 頭寒足熱を実践する麻素材の枕カバー
- すぐ売り切れになる「そばがら枕 + 麻の枕カバー」のセットは5,980円
- 抗菌性と肌へのやさしさ~大人になるほど実感する麻の魅力
- 特殊な凸凹加工がある麻の枕カバーでの寝心地は?
頭寒足熱を実践する麻素材の枕カバー
夏場はエアコンで冷やしても、すぐに枕が温まるのは困ったもの。そこで枕カバーを変えることにしました。購入したのは、夏の眠りを快適にする「麻夢物語」から出ている麻生地の枕カバーです。
袋から取り出してみると、しっかりとした固い生地で、麻ならではのサラリとした感触。凸凹のある枕カバーを見たのは初めてです。
すぐ売り切れになる「そばがら枕 + 麻の枕カバー」のセットは5,980円
麻のシャツはシャリっとした肌触りと風通しの良さが大好きで、夏にはよく着ています。でも寝具の麻は初めてなので、お手頃な枕カバーから始めてみました。
ぽこぽこ麻 枕カバー(43×63cm用)は 1,980円(税込)。本当は、そばがら枕 + ぽこぽこ麻 枕カバーのセット(5,980円)が欲しかったんですが、人気があるんですね、7月22日の時点では売り切れになっていました。
麻素材は通気性や給水速乾性に優れているので、寝具には最適。しかもポコポコとした凹凸のあるキルティングをつけることで、 触り心地や通気性の向上も実現しているそうです。夏はもちろんオールシーズン使えるし、枕付きでこのお値段だったら売り切れになるのは納得です。欲しい~。
いつも使っている羽毛枕に麻カバーをかけることにします。端はファスナーになっているので、枕を入れるのは簡単でした。
うっかりサイズを確認せずに買ったのに、うまく膨らんでピッタリです。
抗菌性と肌へのやさしさ~大人になるほど実感する麻の魅力
綿とは異なる麻ならではの魅力って、大人になるほど実感できると思います。しなやかで光沢があり、丈夫で涼しい。洗うほど素朴な風合いが際立っていくのには、愛おしさを感じます。
肌に触れる生地として使われている麻は、亜麻科の亜麻から作られるリネン。エジプトでは紀元前5,000年ぐらいから衣類として着用され、聖なる繊維とか、月光で織られた生地とも呼ばれています。
麻夢物語が素材として選んだ天然素材の麻には3つの安心があります。
- 菌を寄せ付けにくく、雑菌の繁殖を抑制する抗菌性
- 発散性にも優れているため、汗などの水分を素早く吸い取り、ムレを防いで肌にやさしい環境を整える
- 自宅での洗濯が可能で、いつでも清潔に使用できる
枕カバーはずっと顔に触れているものですから、抗菌性と肌へのやさしさは何より大事ですね。
特殊な凸凹加工がある麻の枕カバーでの寝心地は?
夜になり、初めてトライする麻の枕カバー。キルトケットは脱脂綿とガーゼで織った「パシーマ」を愛用しているのですが、セットで買ったみたいにマッチしています。
ただし気になるのは生地の凹凸。通気性が良くて、マッサージ効果がありそうなのは嬉しいんですが、頬に跡が付かないのでしょうか。
そして朝。久しぶりにぐっすり眠れて、快適な目覚めです。そうだ!と気付いて鏡の前に飛んでいきましたが、頬には凸凹は付いておりませんでした。清潔な麻の生地が肌を守ってくれたので、寝ている間のスキンケアにも貢献してくれました。
これだけ分厚い生地なら何回洗濯しても大丈夫で、もしかして一生使えるかも。猛暑の季節はもちろん、冬が来ても頭寒足熱のために、「ぽこぽこ」麻の枕カバーを愛用するつもりです。
価格:1,980円 |