3カ月ぶりに美容室へ行ってきました。髪染めは自宅でヘナを使って行うので、美容師さんにやってもらうのはカットだけです。それでも店長にお願いしているため、シャンプー・ブロー込みで7,000円近くかかります。美に関わることは真剣勝負ですからね。私はホットペッパービューティーを利用することで、予約と割引の一石二鳥になっています。
美容室をネット予約に変えた理由
この美容室を初めて予約したのは1年半ほど前。ヘアサロンの予約サイトを検索して見つけました。
それまでは逗子から都内の有名美容室へ出向いていたのですが、電話で予約を取るのって、希望日時が合わないと面倒ですよね。二転三転して「いつだったら空いていますか?」と、予約表を見せて欲しくなっちゃいます。
もっと家に近くて、でも技術は東京に負けなくて、ネット予約できる美容室を探していたら、ありました! これってとんでもなくラッキーなことなんですよ。なぜなら初めて行く美容室って、歳をとるほど敷居が高くなるからです。
初めての美容室はどうして敷居が高いのか
行きつけの美容室で満足していないとき、新しいお店を探すのはけっこう大変です。
飛び込みで入るとき
外から観察して入る場合、ガラス越しに中の様子がよく見えればいいですが、ドアを開けるまで分からないのは勇気が要ります。
入ったとしても「この店、私の雰囲気じゃない」とか「下手そう・・」なんて思ったら、出ていくのにはもっと勇気が要ります。
友だちの紹介で行くとき
「あそこの〇〇さんは上手よ」と、友だちが紹介してくれたとします。でも施術が気に入らなかったとき、「ダメだったわ」とは友だちには言いにくいですよね。もしくは担当美容師を替えて欲しいときも、紹介者の顔を潰すようで言いにくいものです。
お店のホームページを見て行くとき
スタイリッシュなWEBサイトに載っているヘアスタイルの写真は茶髪アイドルみたいで、どう見ても20代ばかり。スタッフのプロフィール写真も若々しくて、オバサンが行ける雰囲気ではありません。
なので仕方なく老舗美容室のサイトを見て予約するわけですが、本心は新しいテクニックで変身したいと思っているんですよね。でも行きたい店は、「若さ」の敷居が高すぎて行けません。
ヘアサロン検索・予約サイトからベストな店を探すには
ではWEBからのヘアサロン検索は、どんな手順でやると希望の店が見つかるのでしょう、私がやった方法はこんな感じでした。
地域から絞り込んで、こだわり条件を入れる
都内まで行くのが面倒な私は、まずは神奈川県で検索をかけました。できれば近場にしておこうと、湘南・鎌倉・逗子エリアで検索(駅名でもいいのですが、ベストな店を探したいので、もうすこし広く)。
次に日付・メニュー・料金・こだわり条件(私だったら「禁煙」「白髪染め」「ドリンクサービスあり」)などを指定して検索すると、かなり絞られます。
スタイリストのプロフィールをチェック
的を絞った美容室があれば、最初にスタイリストをチェックします。
顔や服装、その方の美容師歴(これがいちばん大事)、趣味・好きな食べ物などもチェックして、もしもブログも書いているようなら見てみます。全く話が合わないような方だと長続きしませんから、お見合いの釣書を見る気持ちで探します。
最初は店長にお願いするほうが失敗がない
予算が許されるなら、やはり最初は店長に施術してもらうのをお勧めします。でなければ美容師歴の長い人。
なぜなら人は歳をとるほど、髪も扱いにくくなるからです。白髪・薄毛はもちろん、変なうねりが出たり、てっぺんにボリュームがなくなったり、一筋縄じゃいかなくなるのです。だからといって髪にダメージを与える施術を行えば、ますますトラブルを促進する恐れも!!
加齢による髪の悩みを分かってくれるスタイリストじゃないと、その場は良くても、自分でスタイリングするのが至難の業になります。
混んでなさそうな時間に予約を入れる
お願いするスタイリストが決まったら、予約状況をチェック。できれば平日で、混んでいなそうな時間帯に予約を入れましょう。初めてお願いするのですから、ちょこちょこと他のアシスタントに変わられては困ります。
髪をやってもらっているとき、雑誌に夢中じゃダメですよ。ヘアドクターに掛っているのだと思い、髪の悩みを打ち明けて、いっぱい質問して、切なる希望を伝えましょう。
そのときに髪の健康をいちばんに考えてくれて、「できる」「できない」をきちんと言ってくれるスタイリストこそ、長いお付き合いの出来る人です。
4~5年前になりますが、飛び込みで入った美容室で、黒髪をブリーチされたことがありました。「若くなりますよ」と言われて乗ってしまったのですが、ボロボロに痛んで艶のない髪は、もっと老けて見えます。その場限りのノリノリは、後で泣かされることになるのでご用心を。
癖毛を分かったカットでナチュラルに仕上げてもらいました
さて今日は、まとまりがつかなくなっていた髪を7cmぐらい切りました。店長は私の髪質をよく分かっているので、湿気があっても広がらないよう、ヘナで染めた黒髪が重くならないよう、ハサミをシャキシャキ動かした結果がこれです。
後ろで結ぶことが多いので、横から見たとき無造作に毛がほつれるよう、頬からあご、肩のラインにかけての長さを微妙に変えてあります。
今日はいつものブログとは違って、番外編の経験談となりました。
私と同じような年齢で美容室選びに困っている方、もしくは若い方でも失敗続きの方の参考になれば幸いです。美容室の検索に「飛び込み」はありません。じっくりと時間をかけて、髪のベストパートナーを見つけてくださいね。