空気が乾燥する晩秋になっても、私がいまだに戦っているのがキッチンのカビ。部屋の気密性が高いせいなんでしょうか、シンクや水切りカゴ、まな板などに黒いカビが生えるんですよね。
- 塩素系漂白剤でも消えないまな板のカビ
- バイキンまな板から「ECO + 抗菌まな板」へ
- Rice Wareまな板の主原料「もみ殻」の抗菌性
- 傷が付きにくい理由~硬さは鋼鉄の1.2倍
- 細部にまで施された使いやすさと配慮
- 雑菌の多い食材でも後処理が安心
塩素系漂白剤でも消えないまな板のカビ
恥ずかしいのですが、どれほど困っているかをお見せします。抗菌まな板だから買ったのに、ちょっと目を離すとこんなになるんです。
キッチンハイターの原液を両面に塗って1時間ほど放置しても、表面に刻まれた傷の奥に入り込んだカビは消えてくれないのです。
「食品衛生法 適合」のマークは何のために付いているんでしょうね。抗菌加工は1か月たたないうちに取れてしまいました。きっとケミカルな抗菌剤を塗りつけていただけなんでしょう。
それだけでなくプラスチック製のまな板は、加工に用いられる可塑剤(かそざい)が気になります。プラスチックにほとんど入っている可塑剤とは、人体に害のある環境ホルモンが疑われている物質なんです。
バイキンまな板から「ECO + 抗菌まな板」へ
美しくなるためのコスメやサプリは大好きな私ですが、美容のキホンは食生活にあると思っています。野菜と良質なたんぱく質を沢山摂れるよう、外食をやめて自炊をすることは、少しも苦ではありません。
ところがですよ、まな板のせいで憂鬱なキッチン。食品を直に乗せるものだというのに、料理を作る前の段階でモチベーションが下がります。そこで、ストレスにしかならない「バイキンまな板」は捨てて、ECO + 抗菌(抗菌活性値2.0以上)を売り物にしている特殊なまな板を使うことにしました。
「NHK おはよう日本 まちかど情報室」でも紹介された、今話題のRice Ware「お米のもみ殻でつくった天然素材のまな板」です。
Rice Wareまな板の主原料「もみ殻」の抗菌性
このまな板がECOである理由は、廃棄物である「もみ殻」を主原料としているから。お米のもみ殻を70%以上も配合しているのです。
もちろんもみ殻自身、食べても有害性のない安全素材ですし、抗菌効果があることが日本国内での検証試験により分かりました。
プラスチック(ポリプロピレン樹脂)製のまな板と、Rice Wareのまな板とで、生菌数(大腸菌、黄色ブドウ球菌)を比較したのが下の表です。
なんとRice Wareのまな板は、抗菌加工処理をしていないのに、大腸菌は50分の1、黄色ブドウ球菌に至っては比較不可能ともいえる僅かな数です。
表の右側、「抗菌活性値」が高いものほど抗菌性が高く、低いものほど雑菌が繁殖しやすいってことなのですが、Rice Wareのもみ殻製は大勝利。プラスチックのまな板に比べて、段違いの抗菌性があることが見て取れますね。
まな板の裏側には、世界各国の厳しい食品安全検査基準に合格したことを示すマーク。これの安心感があるからこそ世界中で人気を呼び、工場累計出荷数が30万枚を突破しているのだそうです。
傷が付きにくい理由~硬さは鋼鉄の1.2倍
雑菌の繁殖を防ぐためには、まな板に傷が付きにくいことがとても大事です。Rice Wareのまな板は、「ショア硬さ」(ダイヤモンドハンマーを落下させて跳ね上がった高さを測定)が89。この値は材質として超高硬度の部類に入り、なんと鋼鉄の1.2倍の硬さなんだそうですよ。
「どうりで・・」と思ったのは、包丁で食材を切るときに「カン、カン、カン!」と音が大きいのです。キャベツの千切りなんかするときは、2階まで甲高い音が響くかもしれません。その分、まな板には傷が付かず、雑菌の繁殖が防げるのですから、衛生的な調理のためには我慢したほうがいいでしょう。
細部にまで施された使いやすさと配慮
使ってみて、今までのまな板と違うと気付いたのは、表面がツルツルじゃないこと。食品が滑ってケガをしないよう、エンボス加工がなされているんだそうです。
滑らない工夫は裏側にも。本体の重みに加えて、シリコンの滑り止めが付いています。
縁よりも本体が低くなっているのは、水分の多い食材をカットするときに周囲を汚さないため。汁がしたたりやすい肉や魚のカットには役立つ作りです。
そして私が気付いたことですが、とても大切なこと。縁と本体の高低差と、まな板の重み、滑らない工夫があると、本当に助かる方たちがいるのです。脳卒中などの病で片手が不自由になった人にとって、包丁を持つ手だけで、食品が動くことなくカットできるのは実に便利なことでしょう。
Rice Wareのまな板は環境にやさしく、人にやさしい製品だってことが理解できます。
雑菌の多い食材でも後処理が安心
初めてのまな板で野菜と肉をカットして、今夜の料理はグリーンカレー。鶏肉が苦手なので、豚肉で作りました。生の豚肉は「菌」に注意しなくてはなりませんが、抗菌性の高いRice Wareのまな板なら、後処理も衛生的に行えます。
Rice Wareのまな板はサイズが2種類。私が使ったのは「大」のサイズです。お値段は、
大 400mm×280mm×8.5mm 3,218円(税込)
小 300mm×230mm×8.5mm 2,138円(税込)
大小セットで購入すると 5,076円(税込)で、送料無料になります。
普通のまな板より重いですが、厚みがないので、洗って立てかけておくのに場所を摂りません。
使い古して捨てるときには、土に埋めれば生物分解して土に還るので、プラスチックごみの削減に貢献できます。地中に埋めて約6カ月を経過すると、徐々に分解が始まるんだそうですよ。
公益財団法人日本環境協会より、「安心且つ環境保全に役立つ製品」としてエコマークの認定も受けています。
我が家では「バイキンまな板」とはサヨナラして、「もみ殻まな板」がキッチンの主役になりました。塩素系漂白剤で殺菌する作業が無くなったので、排水管を傷める心配も消えましたよ。
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