ハワイの空港に降りると、夢のような香りが迎えてくれます。あれはジャスミンの一種であるハワイアンフラワー「ピカケ(マツリカ)」の香り。ハワイ王国最後の王女、プリンセス・カイウラニがこよなく愛したと言われる白い可憐な花で、女性に贈られるフラワーレイに使われています。
- ハワイアンフラワー「ピカケ」の香りのシャンプー&トリートメント
- フラガールたちの髪が美しい理由
- ハワイアンの髪を守ってきた植物の美容成分をブレンド
- ノンシリコンなのにキシキシしないのは羽毛とヤシ油
- シャワーとドライヤーの熱を味方に付ける補修成分を配合
- シリコンシャンプーからの移行が早く済むLILINA
ハワイアンフラワー「ピカケ」の香りのシャンプー&トリートメント
ピカケの甘い高貴な香りを熟練の調香師が再現し、封じ込めたシャンプー&トリートメントがあります。
ハワイのことばで、
Lina=やわらかい
Lino=輝く
Nani=美しい
の頭文字を取ってネーミングされた「LILINA」。
ハワイアンコンセプトブランドの「リリナゴールドオイルシャンプー」と「リリナゴールドオイルトリートメント」のお試しパックをいただいたので、さっさく試してみることにしました。
フラガールたちの髪が美しい理由
ハワイアンシャンプーは生まれて初めて使います。定義がよく分からないのですが、たぶんハワイならではの植物の恵みが詰め込まれたオーガニックシャンプーって意味なんでしょう。
一年を通して直射日光が降り注ぐ環境にありながら、ハワイの女性たちが美しい髪をキープしているのは、オーガニックに秘密が隠されている気がします。
photo credit: Amaury Laporte Woman Dancing Hula 31 via photopin (license)
私は子どもの頃から湘南で育ち、今は逗子に住んでいます。周りには石を投げたら当たるぐらい(?)フラダンスをやっている女性が多くて、そのほとんどが自然な長い髪をしているんです。
腰のあたりまで伸ばしている方が多い理由は、「髪にはマナ(精霊)が宿る」から。ポリネシア人の信仰では、髪を切ったり染めたり、パーマをかけたりすることは禁じられているそうです。古来、フラは髪に捧げる神聖な踊りでしたから、日本のフラガールであっても教えを守るのは大切なことなんでしょう。
中にはお歳をめされた方もいらっしゃいますが、例外なく美髪をキープしている方法を聞くと、ケミカルなものは使わず、オーガニックにこだわっているのを嬉しそうに話してくれます。皆さんハワイアンコスメのブランドには詳しくて、私が知らなかった植物の名前もあれこれ出てきます。
ハワイアンの髪を守ってきた植物の美容成分をブレンド
シャンプ&トリートメントの主要成分である「リリナゴールドオイル」は、古くからハワイに生息する植物たちから搾り取られたオイル。
1.髪と地肌のダメージを補修~ククナッツオイル
ハワイ州の木「クワイ」の実から搾り取ったククナッツオイルは、ハワイでは老若男女を問わず古くから、髪と頭皮のダメージケアに使われています。
2.髪と地肌へうるおいを補給~ホワイトハイビスカスエキス
ハワイ州の花「ハイビスカス」の中でも、珍しい種とされるのが「ホワイトハイビスカス」。そのエキスには糖がたっぷり含まれていて保湿性に優れ、髪と地肌へのうるおいを補給します。
3.髪と地肌に豊かなハリとコシ~バオバブ果実エキス
神秘の果実と呼ばれる「バオバブ」の果実は、抗酸化物質を豊富に含むスーパーフード。保湿性が高いのでコスメにもよく配合されます。抽出したエキスはホワイトハイビスカスと相乗効果をもたらし、ダメージを受けた髪にハリとコシを与えます。
ノンシリコンなのにキシキシしないのは羽毛とヤシ油
バスタイムがハワイアンリゾート気分になるかしら。さっそくお試しパックを使ってみました。
まずは「リリナゴールドオイルシャンプー」。アミノ酸シャンプーの特徴ですね、透明でサラッとしています。
驚いたのは、とっても泡がソフトなこと。洗っているうちに髪がしなやかになっていくのを指先で感じるんです。
何が入っているのか後で調べたら、「リリナエフ」という独自開発の成分が入っていることが分かりました。
リリナエフは、羽毛由来のケラチンとヤシ油からなる100%天然由来成分です。
羽毛由来のケラチン
人の毛髪に浸透・吸着しやすいため、洗うほどに髪本来の美しさを保ち、頭皮環境まですこやかに整えます。
ヤシ油由来の洗浄成分
キメ細かい濃密な泡立ちで、髪と頭皮に負担をかけず、余分な汚れをしっかりと落とします。
とっても不思議だと思ったのは、「リリナゴールドオイルシャンプー」はノンシリコンなんですよ。普通ノンシリコンは洗い上がりがキシキシするのに、どうしてこんなに滑らかになるんだろうと思ったら、羽毛とヤシ油のおかげだったんですね。
シャワーとドライヤーの熱を味方に付ける補修成分を配合
こんなに髪が柔らかくなって、コシがなくなっちゃうのでは?と逆に心配。そのまま「リリナゴールドオイルトリートメント」をつけてみました。
今度は白くて、ちょっと固めなクリーム。髪にもみ込んでいくと、あらっ、なんだかコシが出てきました。さっきのフワフワからしっかりへ。ハリがある髪になっていくのが実感できます。
これも理由を調べましたよ。「リリナオラ」という独自成分によって、熱が髪をケアする「シャワーヒートタッチ処方」が組み込まれているんです。
「リリオナラ」はマカデミアナッツ油、ヒマワリ種子油、V-ドコサラクトンからなる毛髪地肌保護成分。タンパク質や水分の流出でもろくなった髪1本1本を、シャワーの熱を味方につけて、ダメージ部分を内側と外側から集中ケアします。
しかもトリートメントを洗い流したあとも、ドライヤーの熱を味方につけて、しっかりと補修成分を密着させてくれます。これならトリートメント後は毛髪保護剤をつけなくても、そのまま乾かせるので楽ちんです。
さて、ドライヤーで乾かしたあとの髪を自撮りしました。ふんわりしてるのに、根元にはコシがあるって感じ。たった1回使っただけなのに、スタイリングも楽です。
手ぐしで髪を梳かすと、ピカケの香りがほのかに広がる~。私は化学物質過敏症なのでケミカルな香りはダメなんですが、「LILINA」は鼻がグスグスすることもなく、普通に過ごせました。
実を言うと、香りが売りのシャンプーだと思って期待していなかったのですが、こんなにメリットが沢山あったとはビックリです。
しかもノンシリコンだけじゃなく、硫酸性洗浄成分不使用、負担をかけない無添加処方、毛髪・地肌と同じ弱酸性。こんなにやさしいシャンプーに今までなぜ巡り合わなかったのか、不思議なくらいでした。
シリコンシャンプーからの移行が早く済むLILINA
今までシリコン入りシャンプーを使ってこられた方は、髪に付着したシリコンを落として天然の毛髪に戻すのと、毛穴に詰まったシリコンを取り除いて頭皮の環境を整えるのに、1カ月~3カ月ぐらいかかります。
私は固形石けんでシャンプーすることでシリコンから脱却したんですが、クエン酸でリンスしても、キシキシ、ゴワゴワが半年ぐらい続きました。
そんな苦労をしなくても「LILINA」だったら、最初のゴワつきがないので、なめらかさがどんどん増していくと思います。
ピカケの甘くて上品な香りは、ナーバスになった心を穏やかにしてくれる作用もあるんだそうです。ゆったり過ごすバスタイムにはトリートメントをつけて、湯船でおうちリゾートの時間を過ごしたいですね。
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