美容ブログを書くようになって、手持ちのコスメもだんだん増えてきました。その時々、肌の調子によってアイテムを使い分けていますが、基本は3~5分で済む時短メイクです。
見るからにお化粧している顔になるのがイヤで、去年までは日焼け止めの上にパウダーだけをはたくメイクをしてきました。でも自宅の鏡じゃなく、駅のトイレの鏡などで顔を見たとき、蛍光灯のせいもあるのでしょうが、これは年齢肌が丸出しだ~と思うことが多々あるのです。
そこで今はちゃんと下地クリームを塗り、オーガニック&薄付きのファンデを使うようになりました。テラテラと蝋人形みたいに光る厚塗りメイクは避けたいので、私なりに考えた大人のナチュラルメイクをすることにしています。今日は使っているアイテムをお見せしたいと思います。
メイクアップベース
紫外線が強い季節はSPFが高めのCCクリーム、 SPF50⁺ PA⁺⁺⁺ の「HASパーフェクトCC」を使っています。ケミカル成分が苦手な私には、紫外線吸収剤、鉱物油、合成色素、合成香料、パラベン不使用というHASは合格点。肌色なので、これ1本で済むのも楽チンです。
惹かれたのはこの説明文。紫外線をエイジングケア剤に変えるって凄すぎます。
UV光に反応する新発想の「ライトセラピーパウダー」(酵母アミノ酸、リン酸3Ca、ヤエヤマアオキエキス)を配合しています。紫外線の波長をエラスチン合成促進効果をもつ赤色可視光線に変えることで紫外線をエイジングケア剤として働かせます。
アテニア スキンレタッチャー
そして紫外線量が下がってきた今は、SPF25 PA⁺⁺⁺の塗る美肌アプリ「アテニア スキンレタッチャー」、白い下地クリームの出番が多くなりました。
粒が細かく輝度の高いスキンレタッチ粒子が、ファンデの色ではなく入射光を利用して肌の影を消し去って、小じわ・毛穴などの凹凸を隠してくれるのです。「隠しピンク設計」と言って、肌上で乱反射する板状の偏光パウダーがピンクの光を柔らかく放つので、くすみがちな大人の肌にあたたかな血色感を与えてくれます。イチ押しです。
2019年春にリニューアルして、白いクリームから肌色になりました。これ1本でお出かけできそうなツヤ加減です。詳しくはファッションブログにレビューを載せています。
ファンデーション
普段は「アテニア スキンレタッチャー」の上に、VINTORTE(ヴァントルテ)の「ミネラルシルクファンデーション」をつけてお出かけします。このパウダーファンデの特徴は天然由来成分100%で、18種類のアミノ酸を持つシルクを配合していること。毛穴の凹凸をカバーして、自然なツヤ感を出すシルクパウダーの繊細さが気に入っています。
下地クリームとCCクリームを兼ねた「ナチュラグラッセ メイクアップクリーム」も、天然由来成分100%なのに、SPF44 PA+++ ものUVカット効果があるので、日差しが強い日には大いに役立っています。
オーガニックの原料としては、紫外線カットに酸化チタン。ディスプレイやスマホのブルーライトカットに、マリーゴールド由来の黄色い成分(ルテイン)を使っています。ナチュラグラッセは自社のハーブ園を持っていて、植物の力で肌を健やかにするのが会社のコンセプトだそうです。
カラーは2色ありますが、私は明るめの「01 シャンパンベージュ」をハイライトとして、目の下のクマ隠しや、頬のシミのカバーに使います。
肌が疲れ気味の今日は、アラ隠しのために2つのファンデを使いました。「ナチュラグラッセ メイクアップクリーム」で目の下のクマを隠してハイライトに、「ETVOS(エトヴォス)ミネラルファンデーション」をお粉代わりに使う方法です。
ETVOSは「ナイトミネラルファンデーション」という透明な下地パウダーをパール1粒分つけてから、色付きの「マットスムースミネラルファンデーション」をブラシではたきます。
マイカという雲母を原料に使っていて、ETVOSの場合は精製度が高く、皮脂を含んでも減色しないのが特徴。パウダーの一粒一粒を保湿コーティングしているので、長時間つけていても崩れずに、うるおいをキープしてくれます。
数あるミネラルファンデの中でも、一番人気の座をキープし続けているのがETVOSじゃないでしょうか。
アイブロウパウダー
このブログで最も読まれている記事が、「ナチュラグラッセ アイブロウパウダー」のレビューです。若いうちはブラウンのアイブロウが肌に映えるのですが、私のような黒髪の人が歳を取ってくると、オリーブ色が違和感なくマッチするんです。赤みがないのがその理由でしょう。
ナチュラグラッセは、メイク中も天然由来成分がスキンケアをするのがコンセプトですから、こうした色付きのコスメこそ大いに使用したいもの。細眉の流行が終わった今は、眉毛が抜けないように自然のままをキープしたいですからね。かゆくなったりしないことが大事だと思っています。
リキッドアイライナー
目ヂカラが弱ってくるのをカバーするため、まつ毛の生え際に入れるアイラインには時間をかけています。そしてこれこそ成分には注意を払いたい。まつ毛を伸ばす美容液で爆発的人気を誇る「ビューティーラッシュ」の製品、「ビューティーラッシュアイライナー」を使っています。
何といっても注目すべきは、アメリカTPI社の機能性ミストイルペンタペプチド-17を配合していること。男性の毛髪用としても期待されている話題の成分で、毛髪の主成分ケラチンを刺激して、育毛を促進すると言われています。お湯で簡単に落とせるのも嬉しいところです。
アイラインを引いたら、あとはマスカラ(メイベリンを使っています)をつけるだけのアイメイク。まぶたは歳を取ると自然に陰影ができるので、基本的にアイシャドウは使いません。パーティーのときはベージュのキラキラ光るものを付ける程度。
「おとなスタイル」の撮影でメイクさんが教えてくれた、まぶたのツヤ感だけをアップする「IPSA アイカラーリキッド 03」はおススメだと思います。
チークカラー
実を言うと、ここ20年ぐらいチークカラーは使っていなかったのです。おばさまたちが「おてもやん」みたいな頬をしているのを見て、絶対に避けたいと思っていました。でもある伝手から「ラナレイ プリズムブラッシュ」をプレゼントされて、試してみたら意外といいんですよね。
もしかしてピンクのチークカラーがこれまで似合っていなかったのかも。年齢肌にはオレンジが合うと聞いていたので、グッドタイミングでした。ふんわりとメイクの仕上げに使うと、血色が良くなって若返ります。崩れないのでお化粧直しをしなくていいのが便利です。
口紅(カラーリップ)
唇が荒れやすい私は、口紅を買っては失敗の繰り返し。皮が剥けて血がにじんだりするので、今は天然由来成分100%の「エコリュクス ナチュラルリップ」のクリアレッドを使っています。
唇を乾燥から守るのに、ワックス剤ではなく天然ロウを使用しており、オリーブ果実油・ホホバ種子油・馬油などが栄養を与えてくれます。
今日のメイクはとても大変。年末が近づき宴会が多い上に、帰宅してから夜中に仕事をしているので、慢性的な睡眠不足が続いているのです。疲れが目立つ肌をカバーするベースメイクを頑張らねば。
アテニア スキンレタッチャー、ナチュラグラッセ メイクアップクリーム、ETVOS ミネラルファンデーションの力を借りました。厚塗りは皮膚呼吸ができないようで恐いので、かなり薄くつけています。
どうしでしょうか。優しいコスメたちのおかげで徹夜明けには見えませんよね。今日はこれからクラシックのコンサートに出かけます。寝ないように気をひきしめて行ってきます!