ずっと前にやめたのに、また飲み始めたサプリってありますか? 私の場合は「プラセンタ100」。肌の老化にストップをかけたくて、楽天で2年ほど定期購入していました。効き目は感じたのですが、当時はヒアルロン酸のサプリも飲んでいて、節約のためにどちらか1つに絞ることにしたのです。成分の違いがよく分からず、アンチエイジングが目的なら2種類も要らないと思い、ヒアルロン酸を選びました。
でも昔より美容知識が身についた今は、プラセンタが他の美容成分とは似て非なるものであることを知っています。私がなぜ「プラセンタ100」を再スタートしたかを書きましょう。
- 私がプラセンタ100を購入した遍歴
- リニューアルしたプラセンタ100の特徴4つ
- プラセンタ量とプラセンタエキス末量との違い
- 食用安全基準を満たしたデンマーク豚を原料に使用
- 女性ホルモンのバランスを整える亜麻仁油を配合
- 初回限定パックは従来品を飲んでいた人でも購入可能
私がプラセンタ100を購入した遍歴
下のサプリは4年前まで飲んでいたプラセンタ100のパッケージ。現在の「プラセンタ100CORE」にリニューアルする前の画像です。
楽天の購入履歴を見ると、2012年の3月にお試し50粒(1,980円)を購入して以来、約2年間にわたってトライアルサイズ50粒(5,460円)を月次購入していました。飲む適量は1日2~4粒だったと思いますが、ヒアルロン酸サプリも飲んでいるんだからと、2粒にケチっていた記憶があります。
定期購入価格が5,460円だったトライアルサイズは2014年4月から5,200円になって、その後やめていた期間中は分かりませんが、「CORE」にリニューアルした今は6,264円になっています。1,000円近く値上げした理由は何なんでしょうね。
リニューアルしたプラセンタ100の特徴4つ
2010年からずっと売上げNo.1の座をキープしていたのに、なぜ2017年1月に値上げして「プラセンタ100CORE」へリニューアルしたのか、そこには4つの特徴があります。
プラセンタエキス末を酵素で低分子化
哺乳類が妊娠したときに子宮内に形成される臓器がプラセンタ(胎盤)。赤ちゃんの身体を作るわけですから、生命が成長・発育するために必要不可欠な栄養成分が全て含まれています。
プラセンタに含まれる栄養成分
アミノ酸、タンパク質、活性ペプチド、脂質、脂肪酸、酵素、ミネラル、ビタミンB1・B2・B6・B12、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン、糖質、核酸、ムコ多糖類
なかでもタンパク質は、私たちの身体を構成している材料で、水素・炭素・窒素・酸素からなるアミノ酸が鎖状に多数連結してできた高分子です。
皮膚をつくるコラーゲンもタンパク質の一種なのですが、美容のためにタンパク質をたくさん食べたからといってお肌が即モチモチにならないのは、高分子であるがゆえに体内への吸収に時間がかかるのです。
そこで、たんぱく質の宝庫であるプラセンタエキス末の分子を、これまでの約半分に低分子化するのに成功したのが「プラセンタ100CORE」。酵素分解の特殊技術を発見したのだそうです。体内で低分子に分解する必要がなくなることで素早い吸収性を目指すだけでなく、プラセンタに含まれる貴重な栄養成分を壊さないために、長い開発期間がかかったようです。
下の画像は高分子と低分子の比較。タンパク質を分解することで分子が小さくなったアミノ酸が血管に吸収されやすいことを表しています。
アミノ酸量が2倍以上に増加
低分子化に成功したことで、エキス末に含まれるアミノ酸量が従来品の2倍以上に増加したそうです。
エキス末の匂いの低減
プラセンタは特有の匂いがすることで飲むのに抵抗がある人が多かったのですが、従来品と比べ、低分子化されたエキス末は約30%、匂いが減少しています。
成長因子FGFを含有
FGF(Fibroblast Growth Factor)は体内にあるタンパク質の一種で、線維芽細胞増殖因子と呼ばれます。肌や髪を健やかにするコラーゲン、エラスチンといったタンパク質を増やすのに欠かせない因子で、エイジングケアへの効果が期待されています。
プラセンタ量とプラセンタエキス末量との違い

低分子化により高い吸収率を目指した「プラセンタ100CORE」ですが、他のプラセンタサプリと比較して、プラセンタ末の含有量はどうなんでしょうか。50倍濃縮の意味がピンとこなかったので調べてみました。
「プラセンタ100CORE」の説明では、仮に胎盤が50㎏だとすると、そこから1kgのプラセンタ末に濃縮したのが「50倍濃縮」なのだそうです。
プラセンタ末とは原料の胎盤エキスから水分と不純物を取り除き、濃縮した粉末のこと。もともと水分が9割近くあるので、100のうち残るのは10%しかないのですが、50倍濃縮を換算すると、100のうち2%までに絞り込んだという計算になりますね。
「プラセンタ100CORE」のカプセル1個に含まれるプラセンタ末が180mg。これを50倍して、1粒9,000mgのプラセンタと言っているようです。「プラセンタ」という書き方だと胎盤のことで、水分・不純物を含んだ重さですから、濃度には一目置くとしても、他社との比較においては公平にプラセンタ末の含有量を見たほうがいいでしょう。
胎盤からプラセンタ末への加工については、粉砕→酵素分解→異物除去→濃縮→スプレードライという段階を踏み、吸収をよくするためにカプセルを改良したことで、特許を取得しているのだとか。
ちなみに50倍濃縮プラセンタエキス末は、日本国内および海外(韓国・台湾・中国・香港・フィリピン・マレーシア・シンガポール・タイ)において、「プラセンタ100CORE」だけが使用できる原料なのだそうです。特許製法なのですから当然ですね。
食用安全基準を満たしたデンマーク豚を原料に使用
サプリメント、化粧品に使用されるプラセンタは、医療用としてだけ認可されているヒト由来を除いて、豚、馬、羊、植物、海洋性があります。植物由来と海洋性由来のプラセンタは成長因子を含まず、一般に日本でよく使用されるのは豚由来と馬由来です。
であれば配合量と濃縮度(純度)以上に、気にかかるのは安全性。国産のサラブレッド由来の馬プラセンタと比較して、海外の豚プラセンタを使用しているプラセンタ100は大丈夫なのでしょうか。
原料に使用しているのは、SPF豚と同等の基準で飼育管理された、デンマークの豚由来プラセンタだそうです(SPF豚とは、健康に悪影響を及ぼす特定の病原菌を持たないように育てられた豚のこと)。
日本国内の農場で、SPF認定豚を育てられるのはわずかに4%。それに対して酪農先進国のデンマークは、飼育環境が国際的に見ても高水準にあり、SPF豚を育てる基準をほとんどの農場が満たしていると言われています。
さらにデンマークでは、生産者、飼料、健康な血統かどうかまで追跡できるトレーサビリティ制度があるほか、農薬・重金属・ホルモン・抗生物質などの残留物質の心配ないことを記す衛生証明書を政府が発行するなど、徹底した品質管理が行われているのだそうです。
女性ホルモンのバランスを整える亜麻仁油を配合
何年も同じサプリメントを飲み続けていくのなら、エイジングケアを目指している私としては、プラセンタ以外にも期待できる成分が入っているかどうかが気になります。
「プラセンタ100CORE」で目に止まったのは、亜麻仁油。亜麻の種子から採った油は英国ではフラックスシードオイルと呼ばれ、αリノレン酸が豊富に含まれていることで注目されています。
αリノレン酸は体内で必須脂肪酸のDHAに変換され、DHAが脳機能を活性化することで認知症の予防に役立ち、血中の脂肪やコレステロール値を下げる働きもあると言われています。
もっと嬉しいのは女性ホルモン(エストロゲン)のバランスを調整する働きがあること。私は更年期対策にプラセンタ注射をしていた時期があるのですが、プラセンタサプリに亜麻仁油まで入っているとすれば、女性に起こりがちな身心の不調にも力強い味方になりますね。
初回限定パックは従来品を飲んでいた人でも購入可能
従来品から何年かぶりの再トライをするにあたり、今回入手したのは初回限定500円(税込・送料無料)の30粒入りスタートパックです。過去に「プラセンタ100」を飲んだ経験のある人でも購入可能で、おそらく履歴が残っている私も堂々と申し込めました。どれだけパワーアップしたか、前を知っているからこそ試したいですからね。
飲む量は1日に2~4粒というのは従来品と同じです。年齢を考慮して以前よりもう1粒増やし、3粒飲んでいます。現在5日目ですが、ハードワークの昼夜逆転生活でありながらも、起きたらすぐ仕事に復帰できるパワーがよみがえりました。去年の今の時期に比べると、目の下にクマができていません。
美容ブログを書いているので時々すっぴんの顔出しをしますが、劣化した肌で読者の方々に不快感を与えないよう、キホンは内側からケアを続けていきたいと思います。
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