年齢のわりに自分はシワが少ないと思っていたら、大間違いだったことが分かりました。自宅の鏡では気づかなくても、自然光の下で笑った写真は目の周りがシワシワ。それも表情ジワではなく、皮膚にしっかり刻まれたシワだと実感し、早急に対策を打つ必要性を感じています。厳正な臨床試験をクリアした先進のシワ専用クリームがあると聞き、さっそく「プレステージリンクルセラムクリーム 
」を1本取り寄せました。
- 表情ジワから定着ジワになるメカニズム
- チリメンじわから定着ジワになるメカニズム
- 加齢以外のシワを発生させる要素
- クリームを使う前に皮膚の水分量チェックをしました
- お肌の健康度チェックをしました
- 40代で過度の日焼けをした肌を無かったことにリセット
- 1本コースのプログラムからスタートしました
- 乾燥地帯で力強く生きるハーブから厳選した成分
- 1カ月分のお試しが800円で可能
表情ジワから定着ジワになるメカニズム
見た目年齢が顕著に現れる場所といえば顔。重力の法則がもたらす「たるみ」は、表情筋を鍛えることで少なからず改善できるのですが、皮膚に深く刻まれてしまった「しわ」は簡単には消せません。
美容皮膚科で打ってもらうボトックス注射は、癖になっている「表情ジワ」を寄せないようにできても、深く幅広く刻まれた「定着ジワ」を消すには、ヒアルロン酸の注入やフェイスリフトといった外科的ケアが必要になります。
表情ジワ
笑ったり悩んだりしたとき、表情の瞬間に皮膚にヨレが生じることで現れる一過性のシワです。同じ表情をとった際、同じ場所に現れます。
笑う → 目尻・口元の放射状のシワ
眉をひそめる → 眉間の縦ジワ
目を大きく見開く → 額の横ジワ
定着ジワ
表情ジワが繰り返されることにより、ヨレが皮膚に定着して、無表情でも現れているのが定着ジワです。最初は軽度なシワだったのが、加齢とともに明確なシワとなり、なかでも額に現れるシワは顔の面積を占める割合が大きいことから、老けて見える大きな要因となります。
チリメンじわから定着ジワになるメカニズム
加齢とともにシワができるメカニズムですが、大きな表情ジワが定着する問題だけじゃなく、細かいシワ（ちりめんジワ）が予備軍になっていることが多いのです。メロン肌って言うんだそうですよ。メロン肌は近寄らなければ目立たないシワであっても、皮膚の弾力の低下とともにくっきり顕著になっていきます。
細かいシワ（メロン肌）の中に、顔を横断する明確なシワができていく
↓
シワの間の皮膚が盛り上がっていく
↓
突出した形状となって、シワが深く目立つようになる
加齢以外のシワを発生させる要素
「プレステージリンクルセラムクリーム」の製造元である株式会社ソシアによると、トラブルのない若い肌は「ドライネッジ構造」になっているのだそうです。それは肌内部の細胞同士が密着し、隙間をなくしてキレイに整っている状態。ところが加齢のみならず、紫外線と乾燥、不規則な生活など様々な原因により、細胞同士の密着が弱まり隙間が生まれることで、バランスが整っていた細胞の大きさや形が崩れて、深いシワとなるのです。
下のグラフは加齢による肌内部のヒアルロン酸とコラーゲンの減少率です。40代を境に急激に減少して、お肌のハリや潤いが失われていきます。
また、乾燥もお肌の水分を蒸発させ、シワを発生させる要因となります。下の図２のように温度20℃・湿度60％の場合、空気中の水分量は約10g／㎥となるのですが、湿度が30%以下になるとお肌の角質層がめくれ上がり、肌内部の水分が蒸発しやすくなるのだそうです。このときに肌の水分を守る保湿力がきちんと働いていれば、たとえ湿度が0%になったとしても水分は蒸発せず、シワは発生しません。
いくらシワに美容液を塗り込んでも、肌の保湿力が低下していたら改善の余地なし。いちばん大切なのは食事のバランスに気を配り、規則正しい生活を心がけることを基本にして、真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸の産生能力をアップすることです。自己管理がきちんと出来た上で、シワの改善に特化したコスメを使用すれば、1＋1の効力が2倍にも４倍にもなります。
「プレステージリンクルセラムクリーム」のパンフレットを読むと、「第三者機関による臨床試験によって厳しい基準をクリアし、小ジワを目立たなくする効果を実証しました」と書かれてます。シワを無かったことにする消しゴムではないことを理解して、美肌を作り出す生活との二人三脚でシワを目立たなくするものだと考えたほうがいいでしょう。
クリームを使う前に皮膚の水分量チェックをしました
届いたパッケージからクリームのチューブを取り出すとき、うっかり見落とさないようにしたいのは、銀色のプラ袋。「皮膚水分チェッカー」（肌水分インジケーター）がおまけとして入っています。
肌の調べたい部分に貼り付けて、５～10分後に試験部の色がどう変わったかをチェックすることで、肌の乾燥状態が分かるそうです。さっそくシワが気になっている目の斜め下に貼ってみました。
10分が経過したので剥がしました。「この部分の色をチェック」のところ、私の肌はブルー（0.1 正常）の範囲です。肌の水分量は正常ってことですね。
お肌の健康度チェックをしました
同梱されていたパンフレットにはスキンケアに役立つことがいろいろ載っていて、中でも20項目ある「お肌の健康度チェック」は面白かったです。
私がチェックを入れたのは14、15、19、20。YESの数が5以下で肌タイプAでした。結果のページにはこんな内容が書かれています。
「お肌タイプAのあなた様は、リズム正しい生活習慣により、お肌のターンオーバーも正常に行われています。角質層も潤いで満たされ、皮膚のキメも整い、弾力のある健康肌です。その理想的は肌状態をキープするためにも毎日お肌の状態を観察し、その都度合わせたスキンケアを心がけることで、透き通るよう毛穴のお悩みはもちろん、あらゆる肌トラブルも未然に防ぐことができるでしょう。」
心がけるポイントは、朝晩2回の洗顔後にすぐ保湿ケアをすること。ストレスを溜めないようアロマテラピーやストレッチをすること。美肌ビタミンのビタミンB6とビタミンEが豊富な食材を摂ることがアドバイスとして書かれていました。
40代で過度の日焼けをした肌を無かったことにリセット
お肌の健康度は何だか嬉しくなっちゃう結果でしたが、手放しでは喜べませんよ。肌の乾燥を防ぐ生活習慣はバッチリだとしても、私がこのクリームを買ったのは、既にできてしまったシワを目立たなくしたいからです。
このシワができた原因は現在の生活が乱れているからじゃなく、50歳になるまで過度の日焼けを繰り返したせい。マリンスポーツに精を出していた当時はガングロ状態がカッコいいと思っていたので、日焼け止めなんて使ったことがありませんでした。
40代後半の証拠写真です。一年を通して黒光りするほど日に焼いて、お酒は飲む、夜更かしはするで、美容には最悪の生活習慣でした。これさえ止めていれば、今はマイナス20歳の肌でいられたのにと、後悔することしきりです。
アラ還になっていくら規則的な生活に変えても、できてしまったシワは外科的手術以外ではもう消せません。でもメスやレーザーは痛そうでイヤ。コスメで改善できないかと、一縷の望みは持っていたいのが本音です。定着ジワは消せなくても、溝を埋めて目立たなくすることなら出来ると信じたいのです。
一秒ごとに新しくなる科学の進歩が不可能を可能にする時代。私は年齢こそおばあちゃんの域ですが、幹細胞研究やペプチドの開発研究が進んだことで、昔のコスメには有り得なかった奇跡を、この美容ブログを通して実感してきました。
「どうか、プレステージリンクルを信じてご使用いただき、シワゼロ美肌と若々しい印象を手にしてください」というソシアの開発者の言葉に乗って、朝の厳顔後から就寝前のケアまで、クリームと二人三脚で行うリンクル習慣なるものにトライすることにしたのです。
1本コースのプログラムからスタートしました
「プレステージリンクルセラムクリーム」の基本的な使用方法は、一回あたりパール大1粒を目安に朝晩使用すること。洗顔後に化粧水などでお肌を整えたら、気になるシワにクリームをのせ、顔の中心から外側に向かってやさしくのばすだけです。これが1本コースのプログラム。
仕上げはシワが気になる部分にピンポイントケア。他にもホットタオルで肌を蒸らして毛穴を開いた後にクリームをたっぷり使用する集中リンクルケアや、就寝の1時間前を目安にパール小粒大3～５粒分のクリームを厚塗りしてフェイスマッサージ行う栄養ケアなど、2本コース・3本コースのプログラムが用意されています。
私はセラミドを産生するというオールインワンを使っている最中なので、「プレステージリンクル」は基本の1本コースで行ってみることにしました。年齢を考慮したらもっとたっぷり使用するべきかもしれませんが、お肌の健康チェックでお墨付きを頂いた肌ですから、欲張らずに少しずつ進めていきます。日にち薬みたいな効果を期待して、コスメでお肌に起きる変化を楽しむのが私なりの方法だと思っています。
乾燥地帯で力強く生きるハーブから厳選した成分
シワにアプローチするために、「プレステージリンクル」にはどんな成分が配合されているのかをチェックしました。ヒアルロン酸Naといった美肌のお馴染み成分のほか、天然由来の植物成分が多く配合されているのが見て取れます。
乾燥地帯や高温地帯でもみずみずしく力強く生きるハーブや植物を厳選したのが特徴だとか。ポリフェノールの宝庫であるゲットウ葉エキス、保湿効果に優れた「復活の木」のグリセルグルコシド、コラーゲン産生を促してくれるアロエエキス、免疫機能を高めヒアルロン酸を合成促進してくれるムラサキバレンギクエキス、保湿と線維芽細胞の増殖に優れたオニイチゴエキスが主要成分です。
これらの植物成分は皮膚科学に基づいた「ネイチャーアビリティ成分」という独自のブレンド処方。肌に潤い成分を上から塗り込むだけでなく、肌自らが必要な成分を内側から作り出すことを促すのだそうです。
新時代のコスメに求められているのは「産生」。厳しい環境の中、ヒアルロン酸やコラーゲンなどを作り出す能力を備えた植物たちの逞しい力が、私の肌にも復活と産生の力を与えてくれることを期待したいと思います。
1カ月分のお試しが800円で可能
年齢肌にアプローチするコスメって、お値段も高いのでは？と思いますよね（実際そうですし）。「プレステージリンクルセラムクリーム」は１カ月分（15g）の通常価格が7,000円（送料500円）です。でも朝晩使用するだけの基本ケアにプラスして、週２回の収集ケアもするとしたら、7,000円は高すぎて私には躊躇する値段です。
でも今回は特別。初回体験ということで800円（送料無料）で手に入れました。この値段だと普通だったらサンプルが送られてきますが、なんと届いたのは本体。しっかり1か月分をお試しくださいという本気度を感じました。
チューブには「乾燥による小じわを目立たなくします」と書かれているので、乾燥ジワではない私の場合（定着ジワです）も変化を感じられるかどうか、実験台になってみたいと思います。というか800円で試せるわけですから、使わないよりは使った方がいいに決まっています。マイナス10歳肌のアンチエイジングを目指すこのブログで、メインのおススメ商品になるかどうか、これからまた1カ月の楽しみが増えました。
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