100%天然由来成分のコスメで、代表的なブランドといえばナチュラグラッセ 。今回ご縁があって、ネイチャーズウェイから2018年春に発売される商品の発表会に行ってきました。表参道の会場に入ると幻想的なディスプレイ。秋にフルリニューアルしたオーガニックカラーのパッケージが飾られています。
- ナチュラグラッセの新作発表会
- ナチュラグラッセ 新作UV下地の特徴は?
- ダメージからの防御とうるおいの成分ピラミッド
- 白浮きしない上品なツヤ
- ナチュラグラッセ 新作アイカラーの特徴は?
- 年齢肌に塗っても悪目立ちしない色
ナチュラグラッセの新作発表会
ブースには2018年2月15日発売予定の「ナチュラグラッセ ソリッドアイカラー 」と、2018年3月1日発売予定のUV下地「ナチュラグラッセ UVプロテクションベース
」が並んでいました。
「植物の力で肌をすこやかに彩る」というコンセプトにマッチして、アイカラー4種類のはどれもほんわりと優しい色ばかり。左からバイオレット、ミントグリーン、アイボリー、ブラウンです。
お土産にいただいた下の3アイテムを試して、さっそくレポートしてみたいと思います。
ナチュラグラッセ 新作UV下地の特徴は?
紫外線は夏だけじゃなく1年を通して降り注ぎます。1~2月はまだ弱くても、3月に入ると急に量が増えていくので、日焼け止めを忘れてはいけません。
3月1日発売の「ナチュラグラッセ UVプロテクションベース」(3,200円)は、光老化の原因となる3種類のダメージから肌を守ってくれます。
- 紫外線
- ブルーライト
- 近赤外線
意外と知られていないのが、近赤外線の恐ろしい影響。私たちの目に見えない領域の光ですが、紫外線よりも肌の奥深くに届きます。UVBは表皮まで、UVAは真皮まで到達するのに対し、近赤外線はもっと奥へ、皮下組織まで到達すると言われているのです。
ダメージからの防御とうるおいの成分ピラミッド
植物の力を効果的に発揮させるために、ナチュラグラッセ の全ての製品には「成分プラミッド」という配合ルールが適用されています。
全商品の土台となるブランド成分が、独自のベースオイルMix。オリーブ果実油、ホホバ種子油、サジー果実油の3つが「進化系皮脂」を作って肌表面をおおうことで、バリア機能を働かせ、酸化しにくい状態にしてくれます。
3つの光ダメージから肌を守る成分には、ベースオイルMix、天然ミネラルの酸化チタン(紫外線散乱剤)、そしてブルーライト対策にはマリーゴールドの花から採った色素のルテイン(キサントフィル)が配合されています。
カテゴリー成分には、イソフラボンとアミノ酸を豊富に含む大豆。肌のキメを整えて保湿し、乾燥を防ぐことで、メイクアップの仕上がりがワンランクアップする土台を整えます。
角質内まで潤すアイテム成分としては、ビルベリーエキスと米粉。百夜が続き一日じゅう紫外線が降り続けるフィンランドのラップランドで育つビルベリーは、ポリフェノールとカテキンを豊富に含み、乾燥から肌を守ってくれます。またキメ細かく粉砕された米粉は、余分な皮脂を吸着する特性があります。
白浮きしない上品なツヤ
紫外線散乱剤である酸化チタンは、白浮きすることがコスメとしてのデメリットなのですが、「UVプロテクションベース」では均一に分散。上品なツヤを仕込んだ発光ヴェールで、自然なトーンアップ感を出しているのだそうです。
肌の上に乗せてみました。固くなくて、テクスチャーは乳液みたいな感じです。
なめらかに広がって、ツヤのある薄い膜ができました。これがベースオイルMixの「進化系皮脂」なんですね。
皮脂や汗によるメイク崩れも防いでくれるだけでなく、石けんで洗い落とせるんだとか。日焼け止め専用のクレンジングが要らないのは、肌にやさしい成分でできている証拠でしょう。
ナチュラグラッセ 新作アイカラーの特徴は?
私は普段のメイクではアイカラーを使わないのですが、「ナチュラグラッセ ソリッドアイカラー」(2,800円)で、今回いただいた2種類のカラーには興味を持ちました。どちらも年齢肌には嬉しい効果を謳っているからです。
凸凹をなめらかにして、明るく華やかな目元にしてくれるアイボリー。
くすみを払い、透明感のあるフェミニンな目元にするバイオレット。
見た目はパウダーアイカラーかと思いましたが、指で触ってみたらクリームみたいな感触。まぶたに溶け込む美容成分がベースになっているのだそうです。
3層の成分ピラミッドには、こんな潤い成分が使われています。
・ブランド成分 オリーブ果実・ホホバ種子油・サジー果実油
・カテゴリー成分 アルガン
100kgの果実からわずか1リットルしか取れない貴重なオイルで、保湿効果にすぐれています。皮膚が薄い目もとを守って、自然なツヤを与えるエモリエント効果があります。
・アイテム成分 トウキンセンカ花エキス(エジプト産)
カロチノイド・サポニン・フラボノイドなどを豊富に含み、まぶたの保湿・保護・肌荒れ防止効果など、目元をすこやかに保ちます。
目元の悩みを補正しながら、塗れたようなツヤをもたらすのは、それぞれのカラーごとに組み合わせたパール。例えばバイオレットではホワイト・ホワイトブルー・レッドの3種類のパールが光を反射することで、繊細な光とツヤのニュアンスが生まれます。
パウダーでもないクリームでもない絶妙な固さは、どんな処方なんでしょう。
メインとなるベースはオイル成分(オリーブ果実油、スクワラン)とワックス成分(ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ)。さらにプレート状になったパールのミネラルパウダーが均一になじむことで、ベタつきなくまぶたにフィットするのだそうです。
年齢肌に塗っても悪目立ちしない色
さっそく2種類をまぶたに塗ってみました。アイボリーを全体に広げて、二重の部分にはバイオレットを入れています。私はアイカラーを塗ると「オカマちゃん」っぽくなるので避けていたのですが、このニュアンスカラーなら悪目立ちしませんね。
一般のアイカラーは時間が経つと薄れたり、ヨレてきたりするのが困りものですが、「 ソリッドアイカラー」は付けたときからの発色はそのままに、時間が経つほどまぶたにしっくり馴染んできました。これなら乾燥ジワができないので安心です。
ナチュラグラッセ の商品は、オリーブグレーのアイブロウパウダーを使い始めてから、その発色の良さに惚れ込んでいます。しかも色素はタール系色素ではなく、植物や鉱物といった天然素材を使っているので、安心して肌の弱い部分にも塗れるのです。
今回使用したバイオレットのアイカラーはとても気に入ったので、メイクでの出番が増えそうです。カラカラに空気が乾く真冬でも、まぶたに春の色を乗せて出かけられるなんて幸せ。スミレの花を身につけた気分になりました。
ナチュラグラッセの公式サイト