ケミカルな白髪染めをやめてから、私は髪をナイアードのヘナで染めています。使う人だけでなく、作る人への環境にもこだわったナイアードの製品には、インド、モロッコ、トルコなどの伝統技法が使われており、パッケージなどの消耗材にも自然に還る素材が選ばれています。
アルガンの木の実って?
そこで、おすすめの固形石鹸です。透明感に定評があるNaiad(ナイアード)アルガン石けんの特徴は、モロッコの中部・アガディールに育つアルガンの木の実から採ったオイルが使われていること。先住民のベルベル人はアルガンオイルを食用や薬用に愛用してきました。ビタミンEや必須脂肪酸が多く含まれ、吹き出物や乾癬(かんせん)の治療、シワ予防に効果があるんだそうです。
低木のアルガンになる実って、こんな形をしています。乾燥した種子を石で割って、ペースト状にすり潰したものから搾油する、とても手間のかかる方法でオイルが作られるのです。
アルガン石けんには、このアルガンオイルと、トルコ・アダテペのエクストラバージンオリーブオイルが使われています。真空パックから出すと、まるでナチュラルチーズみたいなルックス。食べたくなるほど、色も香りもやさしいのです。
全成分は「石けん素地」。安心して洗顔に使える純石けんです。
純石鹸
JIS(日本工業規格)では、成分が純石鹸分(脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウム)が98%以上を占めるものを言います。あとの2%は製造過程で生まれる不純物となります。
天然の油脂を、水酸化ナトリウムを使って加水分解することで得られた脂肪酸ナトリウムは「石けん素地」、脂肪酸カリウムは「石けんカリ素地」と呼ばれています。
美容成分を閉じ込めたコールド製法
アルガン石けんのもう一つの特徴は、コールド製法。50℃前後の温度でゆっくりと加熱するので、原料の油がダメージを受けにくいのです。その分、けん化に必要な水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を除去するのには2カ月ほどの乾燥が必要になり、大量生産はできません。繊細に美容成分を閉じ込めた製法と言えるでしょう。
同梱されていた、アルガン石けんの使用法が書かれた紙。モロッコの宝物みたいな石けんなのですね。
手のひらで泡立てるとまず驚くのは、泡が細かいこと。顔に乗せると特に匂いがなく、ふんわりと洗い上がります。コールド製法で保持されたアルガンオイルとエクストラバージンオリーブオイルの成分が、皮脂を落とし過ぎないように守ってくれます。洗顔後に、何か顔に塗るのがもったいない気分になります。
アルガン石けんで洗顔直後の透明な肌
Naiad(ナイアード)アルガン石けん での洗顔直後のすっぴんを撮ってみました。ちなみに前の晩は宴会でワインを飲み過ぎ、体調は絶不調だったのですが、肌は元気に復活しました。二日酔いらしき赤みは残っていても、すべすべです。
洗顔のあとはパソコンに向かい、このブログを書いて数時間経過。つっぱることもなく、皮脂が出すぎることもなく、肌はなめらかに潤っています。純石けんで洗った清潔感が病みつきになりました。
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